終了プロジェクト

ICCONプロジェクト

野辺山電波ヘリオグラフ(NoRH)は、太陽全面を17GHzと34GHzの2周波で同時観測するように設計された太陽観測専用の電波干渉計である。2015年度より、名古屋大学宇宙地球環境研究所が、NoRHの継続運用のために結成された国際コンソーシアム(ICCON)の代表として、運用を行っている。

新学術領域研究 太陽地球圏環境予測(PSTEPプロジェクト)

我々が生きる宇宙「太陽地球圏」の環境は太陽活動に起因して大きく変動しますが、そのメカニズムは未だに十分解明されていません。このため、幅広い宇宙利用と高度な情報化が進んだ現代社会は太陽地球圏の環境変動に対して潜在的なリスクを抱えています。「太陽地球圏環境予測:我々が生きる宇宙の理解とその変動に対応する社会基盤の形成」は、そうした問題の解決を目指して文部科学省科学研究費補助金新学術領域によって組織された全国的な研究プロジェクトです。

SCOSTEP/VarSITIプログラム

VarSITI(Variability of the Sun and Its Terrestrial Impact、太陽活動変動とその地球への影響)は、国際科学会議(ICSU)傘下のSCOSTEP(太陽地球系物理学・科学委員会)が2014年から2018年に推進する太陽地球系科学に関する国際協同研究プログラムです。

SATREPSナミビア(Rice-Mahangu)プロジェクト

アフリカ南部には、洪水や干ばつで食糧不足に陥る地域が多く存在しています。砂漠国のナミビアでも、雨季に出現する季節湿地の不安定な水環境が問題になっており、食糧確保のため現地農業を再構築する必要があります。我々は、洪水や干ばつの年でも常に一定の穀物生産ができるような新農法の考案に挑んでいます。具体的には、新たに導入した作物のイネと現地主食であるトウジンビエを混作し、必要な水の量と経済性を評価しながら新農法を構築します。我々は、混作の適正な組み合わせと配置を探り、経済的な水利用を定量評価するために水文観測を行っています。また、作物の成長が洪水にどの程度依存しているかを調査しつつ、農民の生活向上を促す農法導入と水環境保全の両立を目指しています。季節湿地を最大限に活用した持続可能なモデル農法を南部アフリカに普及させるのが上位目標です。

GEWEX/MAHASRI

モンスーンアジア水文気候研究計画(Monsoon Asian Hydro-Atmosphere Scientific Research and Prediction Initiative : MAHASRI)は世界気候研究計画(WCRP)/全球エネルギー水循環観測計画(GEWEX)/水文気候学パネル(GHP)の地域研究プロジェクトです。

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